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お知らせ
IMC代表の伊東政信氏が去る2013年3月7日に逝去されました。
ご連絡は、下記Y&K宛にお願いします。
Y&K info@ocean-beyond.com
2013年6月20日付掲載


太陽は青かった!!
かの有名な言葉<地球は青かった>と初めてソヴィエトの有人宇宙衛星“スプートニク”から ガガーリン中佐が地球へ送った第一報を私も体験した事をお話しましょう。

・・・しかも、 一瞬ですがこの日本の海で・・・

6月下旬の沖縄近海はすでにツユも明け毎日が晴天続きで、 時たまスコールが来るくらい私と二人のクルー(学生)とで24フィートのセーリングクルーザーを 三崎より沖縄の本部(もとぶ)港まで回航途中に“この現象”を味わう事が出来ました。

徳之島を過ぎていよいよ、明日の午後には沖縄だとはしゃいで“ディナー”の支度を始めて いた時、クルーの一人が今日の夕陽は特別綺麗ですね!!という訳で全員(と言っても三人) しばし手を休め夕陽を見惚れていました。
太陽が水平線に少しずつ沈んでゆき、 かすかに“その姿“が没したその時でした!!
今まで真っ赤に照り輝いていた太陽が 一瞬“真っ青”に輝いたではあーりませんか。

あちらでシーライフを楽しんでいる人にとっては こんな事当たり前・・・と言われるかもしれませんが、この思い出は今でも心に焼きついている情景です。

これから南の島へクルージングを計画している皆様はぜひ体験して見てください。
但し、天候に恵まれればの事ですが・・・・・。

“沖縄へクルージング”での思い出”

GPSは神様です。?
20数年前、N・O・R・C(現、JASAF)主催 第一回小笠原レースが開催され私もレース艇“BYE-BYE"(TAKAI 33ワンデザイン)の艇長として参加しました。
当時はまだGPSなど影も形も無く、沿海では無線方向検知器(DF又はADF)が 主流で航空無線局や漁業無線局の位置から自船の位置をチャートに記入し、航跡としていた時代です。

三崎から620マイルも南下するので“DF”ではほとんど役に立たないので急遽、簡易天測の講習を受け(クルー3名も)、 回航の準備が整い、シーボニアヨットハーバーを出航しました。
24時間で八丈島を通過し、明神礁、ベヨネーズ列岩、スミス岩礁、鳥島をクリアし、 出航前に“月光”その他3艇と打ち合わせしていた“孀婦岩(ソウフ ガン)を見学する為無線にて連絡を取り合って、 それぞれが一生懸命探し回ったが、当時風はなかったが霧が多くて遂に発見出来ませんでした。

さて次の日に天測で位置を捕ろうとし、クルー全員が“六分儀“片手に四苦八苦、出した答えが40マイルもずれてしまって役立たず!!
(素人 天測はこんなものか・・・)後々のコミミュケーション?を思い推測位置円の中間とし航行を続けました。

3日目の昼頃、"DF"にかすかなモールス信号あり!!!やったぜベイビー!!!
小笠原の航空無線局だ・・・俺達の推測位置はただしかったんだ(内心、不安でいっぱい)。
・ ・・・・・と、言う訳で今のナビゲーションはGPSのお陰で本当に楽になりました。
でも、GPSはあくまで電子機器です、本体、配線、バッテリーがいつ反乱するか分かりませんその時の為に、 頭と身体は鍛えておきましょう。

シート・ハリヤードを見直そう!
いよいよシーズン真近か、セーリングする前のメインテナンスはお済みですか?
今回はシート・ハリヤードについて少し述べたいと思います。

日々、風雨や紫外線にさらされているシート・ハリヤードは年々破断強度が落ちてくるものです(約10%/年)
特にハリヤード類は塩分にもさらされて、外皮が脆くなってしまいます。

クルーシングボートのハリヤード類は外皮、内芯共にポリエステル繊維がほとんどで、 強度を内、外皮に頼っています、外皮が紫外線、塩分、シートストッパー等によりささくれ立って来たら強度は半減してしまいます。
速やかに交換した方が良いでしょう(切れてからでは、マストを通すのが大変です)。

ハイテック・ロープ(スペクトラ、ダイニーマ等)は外皮(ポリエステル)にあまり強度がありませんので 内芯の劣化による強度低下を心配した方が良いでしょう。・・・(大体、4年交換周期)

当社ではスエージング・マシンを所持していますのでワイヤー加工及びスプライス加工を速やかに行う事ができますので、 いつでも、ご連絡ください。

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